「引き寄せの法則」を超えるさとり・非二元

さとり・非二元でいわれる幻想現実は、恩寵で作られるとされているが、本人が納得している考え方で作られる。
本人が「私は人の善意を信じている」とどれほど声高に上げても、心の底では「人は信用できない」「人は何をするかわからない」と納得していたり、当然だと思っていたりすると、信用できない人間が周囲に集まる。
人生は、願ったとおりになるのではなく、願ったとおりにならないのでもなく、本人が納得しているとおりになる。

だから、「引き寄せの法則」も同じ理屈になる。情熱でも、想像力でも、継続でもない。本人が納得しているとおりにかなう。それは、自我を由来としていても同じだ。

自我を外し、さとりに達していると、自我を由来としない、幻想現実の創造が成し遂げられる。
どちらも願いがかなうならいいではないかと思うかもしれない。
話はそう簡単なものではない。

自我で思ったとおりの幻想現実を引き寄せたとき、自我を由来としない本当の奇跡を邪魔してしまう。
宝くじが当たれば幸せになると思っている人が見事に引き寄せることができたとしても、それで一家離散になることは多い。
スポーツカーに乗ればモテたり有名人になったりすると思い引き寄せても、それによって本来の奇跡が台無しになったりする。

自我を由来としない本当の奇跡は、精妙で絶妙な、完璧な奇跡が起きる。
自我が引き寄せたものは、想像できる範囲の、中途半端なかない方をする。

精妙で絶妙な、完璧な奇跡は、人智を超えたものである。
エゴを由来としないすべての願いがかなってしまい、エゴの願望はかなわない。
愛しかない奇跡が当たり前になるのだ。

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